[スポンサーリンク]
シャープ製Android端末「AQUOS zero2」(2020年1月発売)。
発売当初、最軽量のハイエンドモデルとして注目されました(画面サイズ6インチ以上/電池容量3000mAh超で約141g)。
このハイエンドモデル「906SH」がSoftBankショップで急きょ2万円代に値下げされたのをきっかけに、本端末は市場に多く出回っています。SIMロック解除が可能なうえ、他キャリアのバンド(周波数)にも対応しているので、当然ながら相応の需要があります。
以下、AQUOS zero2(906SH)をSIMロック解除後、au(または他キャリア)で使えるようにするための各種設定について(備忘録)。
[スポンサーリンク]
AQUOS zero2(906SH)をau(他キャリア)で使えるようにする方法
端末を購入したあと、まずはSIMロック解除を行います。
この作業はショップに行かなくても、ユーザー側で行うことが可能です。
当然ながら、ショップに行って解除してもらうと手数料が発生します。ユーザー本人が行えば手数料は発生しません。
SIMロック解除はMy SoftBankから行いますが、ここではその作業は割愛します。
LTE NET(4GLTE)のAPN設定
SIMロック解除済みの906SH端末に、auSIMを差し替えただけではLTE NET(4GLTE)は繋がりません。
「電話は繋がるのにLTE NETが繋がらない」というユーザーは、ここが盲点になっているはずです。
au端末の場合はこの設定は不要ですが、SIMフリー端末やSIMロック解除の他キャリアの端末をauで使う場合は、アクセスポイント(APN)の設定が必須です。
【設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→詳細設定→アクセスポイント名(APN)→新規追加(「+」をタップ)→各項目を入力→右上の「…」→保存→再起動】
入力が必要なAPNの項目については、KDDI(au)がWebサイト上で「LTE NETのAPN設定情報」を公開しています。
名前: au(任意)
APN: uno.au-net.ne.jp
ユーザー名: 685840734641020@uno.au-net.ne.jp
パスワード: KpyrR6BP
認証タイプ: CHAP
その他はデフォルトのままで大丈夫です。
(注)「保存」したあと、再起動することでAPNが反映されます。
これらの設定はpovoの4GLTEでも同様です。5G端末のAPN情報も同様にKDDIのWebサイトで公開されています。
[スポンサーリンク]
キャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)の受信設定
LINEの普及でキャリアメールを使うことがなくなったというユーザーも多い昨今ですが、それでも設定が必須という場合は、メールアプリをインストールする必要があります。
Playストアからauメールアプリがインストールできれば問題ありませんが、できない場合は他のメールアプリをインストールしないとキャリアメールを使用できません。
その場合の推奨は「CosmoSia」という無料のメールアプリです(無料版は広告表示あり)。
本アプリは、ACCESS社が開発したものですが、UQコミュニケーションズがインターフェイス部分を共同で企画し、UQ mobileも推奨しています。フォルダ分け、個別受信設定などにも対応しているので、auメールアプリと同等の設定が可能です。
[スポンサーリンク]
その他auメニューの設定および確認方法
SIMフリー端末または他キャリアのSIMロック解除端末をauで使う場合、いくつかのauメニューが確認できない可能性があります。
- デジラアプリ・・データ残量を確認できるWebページを直接開くことができます(「データチャージ au」で検索)。
- 迷惑メールフィルター・・各フィルターの設定ができるWebページを直接開くことができます(「迷惑メールフィルター au」で検索)。
その他、auメニューで使っていたアプリなどがインストールできない場合は、Webで検索すれば以前と同じものを使える可能性があります。これらをブックマークするか、またはホーム画面に追加すれば、いつでもチェックすることができます。
written by 空リュウ
[スポンサーリンク]